「障害児放課後児童クラブなかよし」ってどんなところ???

放課後等デイサービスとの違いについて教えてください

● 放課後等デイサービスとは違い、利用に制限がなく(その人の支給量やその日その日の事業所の

 空き状況に影響されない)、開室日は毎日利用できます。

 

● 毎日同じ児童が利用するため、曜日によって構成メンバーが変わるというようなことがなく、

 子どもたちにとっては安心した環境の中で、将来にわたる仲間作りができます。

 

● 当日の利用人数によって、運営が左右されないため、職員も安心した中で保育に専念できます。

 

● 一度入所したら最長12年在籍することを前提としているので、継続的かつ長期的な視点を持って

 保育が行えます。

 

● 放課後児童クラブなかよしは療育の場ではなく生活の場ですので、「何か出来るようにする」

 ということではなくて、それぞれの子どもの思いに沿いながら、子どもたちのペースに合わせた

 活動が展開できます。

 

● 放課後等デイサービスのような事業所を拠点とした活動という制限がないので、その都度活動内容

 によって、さまざまな活動が展開できます(社会体験学習、宿泊体験学習等)。

 子どもたちも生活の中の実体験でこそ学ぶので、そういった体験の場を数多く設定することができ

 ます。そしてこの実体験の積み重ねが将来の個々の自立につながります。

 

子どもの送迎はどんな形でおこなわれていますか?(福祉サービス、待ち合わせ場所、方法など)

放課後児童クラブ自体での送迎サービスは実施していません。基本的に送迎は保護者の方にお願いしています。

お仕事をされている方など、保護者による送迎が難しい方については、事業所による送迎のサービスを利用していただいています。

現時点では7名の児童が、それぞれの保護者のニーズに応じて利用しています(週に数回、登所時のみ、降所時のみetc)。この場合、各家庭が直接各事業所と契約しています。

なかよしが送迎サービスを行っていない理由は、保護者と職員、また保護者と保護者とのつながりを大切にしているからです。送迎サービスを行ってしまうと、このつながる機会が全くなくなってしまいます。

また、送迎の際に子どもたちのなかよしでの様子を直接見ていただくことを大切にしています。

 

福祉サービスが充実してきた昨今、さまざまなサービスを利用する機会が増えました。

ただ一方で利用することが当たり前になり、親子で過ごす時間が減り、親が子どもの本当の姿を知らない(子どもが抱える困難さetc)ということも起こっています。

子どもたちの良いも悪いもみんなで共有し、その中で何が大切かを考え、それを家庭に持ち帰っていただいたり、保育に還元しています。

夏休みなどの長期休暇・土曜日はなぜ10時からの保育開始なのですか?

保護者の就労支援目的ではなく、子どもの発達支援を目的としていた施設であることを前提に、また小1~高3までの幅広い年齢層の児童が在籍する施設として、保育開始時間を設定しました。

子どもの生活リズムを考えた上で、朝ゆっくり起床し、朝ご飯をしっかりと食べ、身支度をして出発して、こちらに到着する時間がだいたい10時と考えています。

 

もちろん早い時間から開室していれば助かる保護者の方もいると思いますが、そうなると子どもたちにとっては常にその時間を意識しての朝の過ごしとなってしまいます。

平日は学校、お休みの日は放課後児童クラブでは、子どもたちが常に朝から時間に追われた生活となってしまいます。

 

子どもの成長や発達、何より安定を考えたときに、朝の過ごし方は重要で、中でも朝の親と子でゆったり過ごす時間は、子どもにとっても保護者にとっても大切な時間であると考え、一律10時からとしました。

職員の方は障がい児保育の専門家なのでしょうか?

なかよしの職員は「障がい児保育」の研究者ではありませんし、「障がい」についての研究者でもありませんので、「専門家」と言えるかどうかはわかりません。

 

ただ、研修を受けるなど自己研鑽を積みながら、障がい児保育の「実践者」としての専門性を高める努力をし、日々子どもを理解、子どもに寄り添った保育、また現在の子どもたちの姿に対してだけではなく、それぞれの子の将来の姿を思い描きながら、子どもたちが将来にわたり地域の中で当たり前に、そして充実した生活を送れることを願って保育を行っています。